ビットコインとイーサリアム
暗号資産は色々な種類ができていますが,多くの人が注目・保有しているのはビットコインとイーサリアムだと思います.
暗号資産の多くは,システムを動かす,安全性を担保するために暗号資産の採掘(マイニング)が行われています.
暗号資産のマイニングにはいくつかの種類がありますが,今現在は2種類が主流になっています.
暗号資産の採掘法
マイニングのシステムの主流はPoW(Proof of Work)とPoS(Proof of Stake)です.
ビットコインはPoW,イーサリアムはPoWからPoSに変更されました.
PoWはビットコインのシステムなだけあって,10年以上の歴史があります.
PoSはイーサリアム以外にも採用されていますが,PoWよりも新しいシステムです.
PoWはGPUやマイニング専用の機械(ASIC)などの計算でシステムが維持されます.
PoSは暗号資産を保有しているアカウント・ノードがあることでシステムが維持されます.
PoWもPoSも弱点・問題となる部分はありますが,歴史や実績を考えるとPOWの方が信頼性があります.
イーサリアムについて
イーサリアムはトークンやNFTなど最新のサービスに使用されています.
今後,様々な場面でイーサリアムが活用されると考えられます.
イーサリアムはビットコインの価格を超えるという話しも出ていますが,私はあまりその話を信じていません.
(1ETH>1BTCという意味で,総額はイーサリアムが超える可能性はあるかもしれません.)
イーサリアムは発行上限がなく,ビットコインは発行上限(2100万BTC)があるので.
ビットコインとその強み
ビットコインはイーサリアムよりも活用されているサービスは少ないと感じます.
ですが,ビットコインがイーサリアムに勝る強みの一つとして,開発者のサトシ・ナカモトがもう表で発言していないということがあります.
イーサリアムは主要な開発者が表に出て発言・行動を続けています.
暗号資産の開発や新たなシステムの導入は,コミュニティで決められますが,開発者が未だに表に出ているのは怖い部分があります.
開発者の言葉は影響力があります.
開発者が表に出ているのは,迅速な開発には有利だと思います.
ただ,開発者の発言・思想により暗号資産のシステムが決定されやすいのは弱点だと思っています.
開発者がおかしくなったら,その暗号資産はかなりのダメージを受けてしまいます.
ビットコインは開発者がもう表に出てこないので,真の意味でコミュニティで開発されていると思います.
結局どちらがオススメ?
私は,資産として暗号資産を保有するのはビットコインが一番良いと思っています.
NFTなどの最新のサービスを利用したい場合はイーサリアムが強いです.
詐欺もあるので,いきなり新しい暗号資産への投資はオススメしません.
暗号資産投資は,ビットコインとイーサリアムで貴方に合う方に投資してみて下さい.
*技術的に素人の戯言で,思想・好みのお話だと思って聞いて下さい.